
レーシックは、角膜の一部にエキシマレーザーを照射して近視・遠視・乱視を治す、世界で最も多く行われている屈折矯正手術で、メガネ、コンタクトレンズ同様にポピュラーな矯正方法となっています。
手術にかかる時間は約10分。痛みを感じることなく、すぐに視力が回復します。
レーシックによって、いったいどのくらい視力が回復するのか。一番気になるのはやはりここでしょう。データによると、裸眼視力0.1以下の近視患者の90%以上が1.0以上までに回復。0.7以上までに回復した割合は97%を超えています。
また、この回復率の高さにはもうひとつ秘密があります。レーシック手術を受ける前には徹底した適応検査が行われ、その事前検査で効果と安全性をチェックした上で、手術適応と認められた人にのみ手術が行われているからです。
回復した視力は、通常は半永久的に持続すると考えられています。

菊川眼科は2000年11月よりレーザー屈折矯正手術を開始しております。
手術法もレーシック・PRK・エピレーシックとさまざまな方法を取り入れております。
レーシック手術時のエキシマレーザーは米国AMO社 VISX StarS4を使用し、フラップ作製はモリア社製マイクロケラトームM2を使用しております。
エキシマレーザーは、生体組織に熱変性(やけど)をおこすことなく、正確な切開や切除ができるという特長をもった特殊な高エネルギーのレーザーです。
レーシックではこのレーザーを使って角膜の実質部分を削ることにより、角膜前面のカーブを変化させます。
コンピューターで制御されたエキシマレーザーを照射することにより、角膜の形を正確に整えることができます。
点眼麻酔をした後に、マイクロケラトームを用いてフラップを作ります。フラップを一時的にめくり、近視、乱視の度数(治したい近視、乱視の度数)に合わせてコンピューターに入力しておいたデータに基づき、レーザーを数十秒ほど照射します。レーザー照射後に再びフラップを戻して手術は終了です。手術後の痛みがほとんど無く、手術の翌日から比較的よく見えます。

A-PRK(エーピーアールケー)
アルコールを使用して角膜上皮を除去後、近視や乱視・遠視をレーザーにより矯正する手術方式。手術後、上皮細胞が再生するまでの数日はコンタクトレンズを装用します。上皮細胞の再生とともに視力が回復してきます。ボクシングなどの格闘技をされている方や角膜が薄い方、強度近視の方に適応です。